当日、開会直前に事務局よりご挨拶させていただいた内容を掲載いたします。


本日はご参加ありがとうございます。
開会に先立ち、少しご挨拶をさせていただきます。

第1回Doll’s Myth.は、2003年9月に新大阪センイシティにて開催し、
12年目の今日、第30回を迎えることができました。
まずは、皆様のご参加とご支援、ご協力により、続けてこられましたこと、深く感謝申し上げます。

しかし今日はとても悲しいご報告があります。
私とともにDoll’s Myth.を立案し、主催として一緒に活動していた相方が、
先月9月18日に、ガン闘病の末、逝去いたしました。
一昨年末の発覚以来、手術や抗癌剤投与を受けながら、
Doll’s Myth.の運営を行い、また新たな企画も立ち上げようとがんばっていました。
この夏には余命3ヶ月との宣告を受けましたが、
今日のこの、記念すべき第30回には出席したいといい、
亡くなる直前まで、準備に心を砕いていました。

12年前、1個人ディーラーとして活動していた私たちが、
Doll’s Myth.を立ち上げたのは
「大阪で、みなさんが、安心して楽しめるドールイベントが欲しい」
と思ったからでした。

以来、イベントが開催できること、多数の方にご参加・ご協力いただけることに感謝しつつ、
皆様に楽しんでいただけるように、相方と二人、様々な企画を試み、回を重ねて参りました。
イベントの成長とともに、私たち自身にとっても、Doll’s Myth.はとても大切なものとなっていきました。

実を言うと、長年いっしょにDoll’s Myth.を運営してきた彼女が、今、ここにいないことが、
今でも信じられないような、不思議な気持ちです。

しかし、Doll’s Myth.を開催し続けることを、彼女が望んでいたことは確かです。

今後も安定してDoll’s Myth.を開催していくために、
今回から運営事務局の体制を見直しました。
企画・準備事務局に新たに2名の方をお迎えしました。
また、当日の準備スタッフとして8名の方にもご参加いただいています。
今後とも、みなさまのご参加・ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

2015年10月25日 Doll’s Myth.事務局